外国為替証拠金取引では、ご存知のように外貨を売って買い戻すと言う方法があります。この売りから入る方法は、どうしても嫌悪する人が多いようです。というのも、この方法ではスワップ金利がデメリットになって返ってくるからです。メリットであった金利差がデメリットになるため、ここに嫌悪感を抱く人が多いのです。 スワップ金利を考えると円は低金利なので、円を売って高金利な外貨を購入する際のスワップ金利が魅力的です。円はスワップ金利を得やすい通貨といえるでしょう。 この「売りから入れる」というのは、現物取引にはない、FX(外国為替証拠金取引)や信用取引ならではのメリットと見ることが出来ます。買いからだけでなく、売りからも入れるということは、それだけ機会損失を少なくすることが出来るのです。 例を用いましょう。高金利な外貨の買いから入ると、スワップ金利はおいしいかもしれませんが、それを長期に持つことは、売却損を得る可能性があり円高傾向だとあまりしたくはないことなのです。 そこで、売りからも入ることが出来れば、米ドル-日本円の取引の場合、ドル高相場だけでなくドル安相場でも為替差益を取るチャンスがあることになります。というのも、20年前のような長期的な円安ドル高傾向が続けば「買って売る」手法に問題はないのですが、円高ドル安傾向下では、買って売る手法よるスワップ金利よりも、売って買う売却益の方が運用資金によっては有利になります。 この場合、スワップ金利は差し引かれますが、目に見える相場の場合は、為替差益の方が上回ることが大半になります。 FX(外国為替証拠金取引)に慣れてきたら、ぜひとも売りから入るという行為にも慣れておくのも良いでしょう。 |